日本百名城

菅谷館(続日本100名城第120番)・大蔵館跡

近くは通ったことがある、菅谷館跡です。 秩父平氏系畠山氏の居城として有名でした。 畠山重忠は来年の大河ドラマ「鎌倉殿と13人の武士」で中川大志さんが演じます。 清廉な人柄で知られ、人望も厚かったようです。 その娘(または妻)が足利義純に嫁ぎ、菅…

杉山城(続日本100名城第119番)

今回は関東の城、杉山城です。 典型的な関東の山城の1つです。 かつては郭の縄張りの精緻さから、戦国期の後北条氏の築城と推定されていましたが、 山内上杉氏のころかと考えられています。 とはいえ、数次にわたり、拡張がされてきたものと考えられます。 …

富山城(日本続100名城第134番)

金沢城の次は富山城に立ち寄りました。 前田利長の隠居城として整備が始まり、加賀藩2代藩主前田利常の次男利次に 10万石を分知して富山藩が成立し、明治維新まで富山前田家の居城となりました。 見づらいですが、富山前田家の系図です。 いわゆる、加賀梅…

金沢城(日本百名城第35番)・ひがし茶屋街・兼六園など

2019年3月の北陸の旅シリーズ続きです。 ずいぶん間が空きました…。 金沢城で一番好きなところはここ。というとマニアック。と言われますが…。 学ぶことはやめてはいけない。学び続けることで成長し続けることができる。 くらいの意味でしょうかね。(荀子の…

福井城(続日本100名城第137番)

俗称:最強の県庁(1枚目・2枚目は福井県警本部) 越前松平家ゆかりの福井城は、現在、福井県庁と福井県警本部として 利用されています。石垣に守られた県庁…。なんだかすごいですね。 福井城の本丸縄張り。やはり壮大であることがわかります。 石垣の数々。…

一乗谷城・一乗谷朝倉氏遺跡(日本百名城第37番)

続いては一乗谷に行きました。 越前守護代として栄華を極めた朝倉氏の館あとです。 明智光秀も一時期ここに寓居していたのは有名ですね。 井戸とトイレの跡です。 朝倉氏滅亡後、この一帯は水田になったため、遺構が水田の泥の中でキレイに残った そうです。…

丸岡城(日本百名城第36番)

ここからは、2019年3月の北陸の旅シリーズです。 まずは、丸岡城から。 こちらは、日本最古の天守閣…。と言われていたお城です。 木材などの鑑定を進めた結果、当初考えられていた築城年代よりも80年くらい後の 1670年代から80年代のものと推定されています…

篠山城(日本百名城第57番)

福知山からの帰り、篠山城に立ち寄りました。 表からのいい写真がないので、裏側から…。 中心の大書院だけが残る、シンプルな構造ですが、堀と馬出が見られます。 ある意味、分かりやすいですね。 大手への道です。やはり、曲がってます。 内堀と外堀です。 …

福知山城(続日本100名城第158番)

こちらも昨年の2月に訪れた、福知山城です。 今年は明智光秀ブームで来訪者が増えるんだろうなぁ。 江戸時代に入った後、福知山藩朽木氏の居城となりましたので、 瓦には朽木氏の隅立て四つ目結。 石垣の中に異様に整った石が散見されますが…。 これらは、…

黒井城(日本続100名城第163番)

さてさて。 今度は丹波の黒井城(別名保月城)です。 今年の大河ドラマ「麒麟がくる」でもおなじみの明智光秀が丹波攻略で 2度にわたり攻撃を仕掛けた、難攻不落の山城です。 (その時の城主は赤井直正) たぶん、ドラマの後半で出てくると思います。 混む…

姫路城(日本百名城第59番)

むむ。。 またまた久しぶりのお城投稿になりました。 これ、去年の2月の頭に行った時のだよなぁ。。。 仕事やらプライベートやらでなんだかんだあったので、ドタバタしていました。 また、ちょっとずつ投稿していかねば!ですね。 さて、言わずと知れた「姫…

明石城(日本百名城第58番)

ようやく2月の旅行のお話へ突入です。 こちらは、大阪城からの続きではなく、新しい行程です。 今回は、明石→姫路→福知山→丹波篠山を巡る旅でした。 まずは明石城から。 本丸には、天守はもともとなく、現存の三層櫓が2基あります。 こちらは大手から入っ…

大阪城(日本百名城第54番)

というわけで、2019年1月の旅、最後の登城は大阪城です。 (2月にも他の所へ行ってるからネタがたまってます。。) 現在は、この天守・石垣・縄張は、大坂の陣後に徳川氏が建て変えた (というか埋め立ててその上に築きなおした。)ということは 知ら…

岸和田城(続日本100名城第161番)と泉大津(眞鍋城)

和歌山城を後にして、南海電車で岸和田へ。 岸和田駅から歩いて岸和田城へ向かいます。 道すがら、早速、昔の縄張りと思われる道を見つけました。 岸和田城は1400年代初頭に和泉半国守護となった細川氏により整備が進められ、 江戸時代には譜代の岡部氏が5…

和歌山城(日本百名城第62番)

ホテルから撮った夜の和歌山城です。 伊勢神宮参拝の後、近鉄特急→南海電車で和歌山へ。 和歌山城は、豊臣秀長が築城を開始し、浅野行長が改修、 そののち、徳川御三家の一つ、紀州徳川家(徳川頼宣)が入り、大改修と拡張が 図られました。 石垣が時代時代…

伊勢神宮

お城巡り番外編で伊勢神宮です。 名古屋→津→松阪→伊勢という順番で、JRだったり、近鉄だったり。 まずは、豊受大神宮(外宮)から 伊勢神宮参拝のルールとして、まず外宮からお詣りし、その後内宮へお詣りする。 らしいです。 こちらは豊受大御神、衣食住を…

松阪城(日本百名城第48番)

名古屋から津を経て、松阪へ。 ここは「まつさか」と濁らず発音します。 蒲生氏郷が築城に携わった、見事な石垣の残る城です。 野面積みを中心としつつ、切り込みハギ、算木積みも見られます。 江戸時代は、南伊勢に点在する紀州藩領の押さえとして、城代が…

名古屋城(日本百名城第44番)

ようやっと、今年の訪城記に入ります。 とはいえ、まだ1月中旬のお話。 この時は、愛知・三重・和歌山・大阪あたりをめぐってきました。 まず、第1弾は名古屋城です。 ちょっと修復中ですが…。 さて、名古屋城にはもちろん何度も来たことがありますが、 今回…

鑁阿寺(足利氏宅跡)(日本百名城第15番)・足利学校

本題の城巡りブログが…。 こちらも、昨年末に行った鑁阿寺です。足利氏宅跡として、 日本百名城に登録されています。 国宝に指定されている本堂。 足利氏の紋、丸に二つ引き両が施されています こちらは重要文化財の経堂です。 本堂の屋根。瓦にも足利氏の紋…

七尾城であった不思議なお話

この前、七尾城の話題が出たので、 実際に七尾城に行った時の不思議なお話をちょっとだけ。 正確には今から14年前のことでした。 当時、実家で飼っていた犬(シーズー)の容体があまり良くない。 と聞いてはいました。 (小脳梗塞を患い、1年くらい寝たきり…

唐沢山城(続日本100名城第89番)

さて、こちらも昨年(2018年)の年末に行ったところです。 少々近場の栃木県佐野市にある、関東を代表する山城です。 築城時期などははっきりしていないところは多々ありますが、 上杉謙信の軍勢を数度打ち破ったことでも有名です。 早速、喰違虎口がありま…

佐賀城(日本百名城第89番)

すっかり本題のブログの更新をすっぽかしていました。 こちらは、昨年の年末の九州旅行の続き(熊本城の続き)です。 熊本城を見終わった後、武雄温泉で1泊し、最終日の飛行機までの間、佐賀城を 見てきました。 佐賀は、最初に行ったときに、本当になんもな…

熊本城(日本百名城第92番)

復興途上の熊本城…。 当日は雨で見にくい中でした。 復旧に向けて工事中です。 加藤清正像がお出迎え。地元では「せいしょこさん(清正公さん)」と 親しみを込めて呼ばれています。 堀です。これは強引に川の流れを変えて、内堀にしたようです。 外堀に該当…

八代城(続日本100名城第190番)

八代城:平城・熊本藩加藤氏、のち細川氏(城主は松井氏)の支城であり、 非常に珍しく、大阪の役後、一国一城令の例外として、江戸幕府の許可を得て 築城されたものです。 薩摩への抑えとして築城されたものと推察されます。 堀で囲まれた、典型的な平城で…

鹿児島城(日本100名城第97番)

知覧城の後、鹿児島で1泊し、鹿児島城(鶴丸城)へ 大手門の復元工事中です。 こちらは、天守も高石垣、櫓もなかった非常に簡素な城として知られています。 徳川幕府への遠慮があったようです。 城が貧弱なかわりに背後の城山を要害として防御に備えたよう…

知覧城(続日本100名城第198番)

12月15日は、島原を後にしたのち…。 高速フェリーで熊本へ(30分で熊本港まで行けます。)その後九州新幹線で 鹿児島中央駅へ行き、そこからバスで1時間30分ほどの場所にある知覧城へと 向かいました。 知覧城:中世山城、1615年に廃城となるが、知覧は島津…

島原城(日本百名城第91番)

島原温泉で1泊した後、島原城へ向かいます。 島原城:平城 島原の乱を誘因した、松倉重政・勝家の時代が有名ですが、 その後はめまぐるしく藩主家が変わっていきましたが、 深溝松平氏の治世が比較的長く続いていきました。 写真を見返してみて、なんとなく…

原城(続日本100名城第188番)

さて、12月14日から九州城巡りに行ってきました。 この時から、新しいカメラEOSRをお供に…。 まずは、長崎県にある原城からスタートします。 原城:平山城、言わずと知れた「島原の乱」の大激戦地です。 島原の乱終息後、廃城となり使用されることはありませ…

小諸城(日本百名城第28番)

日帰り旅の最後は小諸城です。 有名な「懐古園」の扁額のかかった三の門 道と鉄道を隔てたところの大手門。こちらも現存です。 小諸城:平山城 戦国期に武田信豊が築城したと伝えられています。 その後、仙石秀久(漫画「センゴク」の主人公)が入封されまし…

上田城(日本百名城第27番)

松代城の後は上田城に向かいます。 上田城:梯郭式平城 真田時代の2度の上田城の戦いが有名ですが、 江戸時代は、真田信之の松代転封ののち、仙石氏(仙谷忠政。漫画「センゴク」の 主人公、仙石秀久の子)が入封し、現在の上田城の城地を完成させた。 その…