日本百名城
近くは通ったことがある、菅谷館跡です。 秩父平氏系畠山氏の居城として有名でした。 畠山重忠は来年の大河ドラマ「鎌倉殿と13人の武士」で中川大志さんが演じます。 清廉な人柄で知られ、人望も厚かったようです。 その娘(または妻)が足利義純に嫁ぎ、菅…
今回は関東の城、杉山城です。 典型的な関東の山城の1つです。 かつては郭の縄張りの精緻さから、戦国期の後北条氏の築城と推定されていましたが、 山内上杉氏のころかと考えられています。 とはいえ、数次にわたり、拡張がされてきたものと考えられます。 …
金沢城の次は富山城に立ち寄りました。 前田利長の隠居城として整備が始まり、加賀藩2代藩主前田利常の次男利次に 10万石を分知して富山藩が成立し、明治維新まで富山前田家の居城となりました。 見づらいですが、富山前田家の系図です。 いわゆる、加賀梅…
2019年3月の北陸の旅シリーズ続きです。 ずいぶん間が空きました…。 金沢城で一番好きなところはここ。というとマニアック。と言われますが…。 学ぶことはやめてはいけない。学び続けることで成長し続けることができる。 くらいの意味でしょうかね。(荀子の…
俗称:最強の県庁(1枚目・2枚目は福井県警本部) 越前松平家ゆかりの福井城は、現在、福井県庁と福井県警本部として 利用されています。石垣に守られた県庁…。なんだかすごいですね。 福井城の本丸縄張り。やはり壮大であることがわかります。 石垣の数々。…
続いては一乗谷に行きました。 越前守護代として栄華を極めた朝倉氏の館あとです。 明智光秀も一時期ここに寓居していたのは有名ですね。 井戸とトイレの跡です。 朝倉氏滅亡後、この一帯は水田になったため、遺構が水田の泥の中でキレイに残った そうです。…
ここからは、2019年3月の北陸の旅シリーズです。 まずは、丸岡城から。 こちらは、日本最古の天守閣…。と言われていたお城です。 木材などの鑑定を進めた結果、当初考えられていた築城年代よりも80年くらい後の 1670年代から80年代のものと推定されています…
福知山からの帰り、篠山城に立ち寄りました。 表からのいい写真がないので、裏側から…。 中心の大書院だけが残る、シンプルな構造ですが、堀と馬出が見られます。 ある意味、分かりやすいですね。 大手への道です。やはり、曲がってます。 内堀と外堀です。 …
こちらも昨年の2月に訪れた、福知山城です。 今年は明智光秀ブームで来訪者が増えるんだろうなぁ。 江戸時代に入った後、福知山藩朽木氏の居城となりましたので、 瓦には朽木氏の隅立て四つ目結。 石垣の中に異様に整った石が散見されますが…。 これらは、…
さてさて。 今度は丹波の黒井城(別名保月城)です。 今年の大河ドラマ「麒麟がくる」でもおなじみの明智光秀が丹波攻略で 2度にわたり攻撃を仕掛けた、難攻不落の山城です。 (その時の城主は赤井直正) たぶん、ドラマの後半で出てくると思います。 混む…
むむ。。 またまた久しぶりのお城投稿になりました。 これ、去年の2月の頭に行った時のだよなぁ。。。 仕事やらプライベートやらでなんだかんだあったので、ドタバタしていました。 また、ちょっとずつ投稿していかねば!ですね。 さて、言わずと知れた「姫…
ようやく2月の旅行のお話へ突入です。 こちらは、大阪城からの続きではなく、新しい行程です。 今回は、明石→姫路→福知山→丹波篠山を巡る旅でした。 まずは明石城から。 本丸には、天守はもともとなく、現存の三層櫓が2基あります。 こちらは大手から入っ…
というわけで、2019年1月の旅、最後の登城は大阪城です。 (2月にも他の所へ行ってるからネタがたまってます。。) 現在は、この天守・石垣・縄張は、大坂の陣後に徳川氏が建て変えた (というか埋め立ててその上に築きなおした。)ということは 知ら…
和歌山城を後にして、南海電車で岸和田へ。 岸和田駅から歩いて岸和田城へ向かいます。 道すがら、早速、昔の縄張りと思われる道を見つけました。 岸和田城は1400年代初頭に和泉半国守護となった細川氏により整備が進められ、 江戸時代には譜代の岡部氏が5…
ホテルから撮った夜の和歌山城です。 伊勢神宮参拝の後、近鉄特急→南海電車で和歌山へ。 和歌山城は、豊臣秀長が築城を開始し、浅野行長が改修、 そののち、徳川御三家の一つ、紀州徳川家(徳川頼宣)が入り、大改修と拡張が 図られました。 石垣が時代時代…
お城巡り番外編で伊勢神宮です。 名古屋→津→松阪→伊勢という順番で、JRだったり、近鉄だったり。 まずは、豊受大神宮(外宮)から 伊勢神宮参拝のルールとして、まず外宮からお詣りし、その後内宮へお詣りする。 らしいです。 こちらは豊受大御神、衣食住を…
名古屋から津を経て、松阪へ。 ここは「まつさか」と濁らず発音します。 蒲生氏郷が築城に携わった、見事な石垣の残る城です。 野面積みを中心としつつ、切り込みハギ、算木積みも見られます。 江戸時代は、南伊勢に点在する紀州藩領の押さえとして、城代が…
ようやっと、今年の訪城記に入ります。 とはいえ、まだ1月中旬のお話。 この時は、愛知・三重・和歌山・大阪あたりをめぐってきました。 まず、第1弾は名古屋城です。 ちょっと修復中ですが…。 さて、名古屋城にはもちろん何度も来たことがありますが、 今回…
本題の城巡りブログが…。 こちらも、昨年末に行った鑁阿寺です。足利氏宅跡として、 日本百名城に登録されています。 国宝に指定されている本堂。 足利氏の紋、丸に二つ引き両が施されています こちらは重要文化財の経堂です。 本堂の屋根。瓦にも足利氏の紋…
この前、七尾城の話題が出たので、 実際に七尾城に行った時の不思議なお話をちょっとだけ。 正確には今から14年前のことでした。 当時、実家で飼っていた犬(シーズー)の容体があまり良くない。 と聞いてはいました。 (小脳梗塞を患い、1年くらい寝たきり…
さて、こちらも昨年(2018年)の年末に行ったところです。 少々近場の栃木県佐野市にある、関東を代表する山城です。 築城時期などははっきりしていないところは多々ありますが、 上杉謙信の軍勢を数度打ち破ったことでも有名です。 早速、喰違虎口がありま…
すっかり本題のブログの更新をすっぽかしていました。 こちらは、昨年の年末の九州旅行の続き(熊本城の続き)です。 熊本城を見終わった後、武雄温泉で1泊し、最終日の飛行機までの間、佐賀城を 見てきました。 佐賀は、最初に行ったときに、本当になんもな…
復興途上の熊本城…。 当日は雨で見にくい中でした。 復旧に向けて工事中です。 加藤清正像がお出迎え。地元では「せいしょこさん(清正公さん)」と 親しみを込めて呼ばれています。 堀です。これは強引に川の流れを変えて、内堀にしたようです。 外堀に該当…
八代城:平城・熊本藩加藤氏、のち細川氏(城主は松井氏)の支城であり、 非常に珍しく、大阪の役後、一国一城令の例外として、江戸幕府の許可を得て 築城されたものです。 薩摩への抑えとして築城されたものと推察されます。 堀で囲まれた、典型的な平城で…
知覧城の後、鹿児島で1泊し、鹿児島城(鶴丸城)へ 大手門の復元工事中です。 こちらは、天守も高石垣、櫓もなかった非常に簡素な城として知られています。 徳川幕府への遠慮があったようです。 城が貧弱なかわりに背後の城山を要害として防御に備えたよう…
12月15日は、島原を後にしたのち…。 高速フェリーで熊本へ(30分で熊本港まで行けます。)その後九州新幹線で 鹿児島中央駅へ行き、そこからバスで1時間30分ほどの場所にある知覧城へと 向かいました。 知覧城:中世山城、1615年に廃城となるが、知覧は島津…
島原温泉で1泊した後、島原城へ向かいます。 島原城:平城 島原の乱を誘因した、松倉重政・勝家の時代が有名ですが、 その後はめまぐるしく藩主家が変わっていきましたが、 深溝松平氏の治世が比較的長く続いていきました。 写真を見返してみて、なんとなく…
さて、12月14日から九州城巡りに行ってきました。 この時から、新しいカメラEOSRをお供に…。 まずは、長崎県にある原城からスタートします。 原城:平山城、言わずと知れた「島原の乱」の大激戦地です。 島原の乱終息後、廃城となり使用されることはありませ…
日帰り旅の最後は小諸城です。 有名な「懐古園」の扁額のかかった三の門 道と鉄道を隔てたところの大手門。こちらも現存です。 小諸城:平山城 戦国期に武田信豊が築城したと伝えられています。 その後、仙石秀久(漫画「センゴク」の主人公)が入封されまし…
松代城の後は上田城に向かいます。 上田城:梯郭式平城 真田時代の2度の上田城の戦いが有名ですが、 江戸時代は、真田信之の松代転封ののち、仙石氏(仙谷忠政。漫画「センゴク」の 主人公、仙石秀久の子)が入封し、現在の上田城の城地を完成させた。 その…