岸和田城(続日本100名城第161番)と泉大津(眞鍋城)
道すがら、早速、昔の縄張りと思われる道を見つけました。
岸和田城は1400年代初頭に和泉半国守護となった細川氏により整備が進められ、
江戸時代には譜代の岡部氏が5万石で入封しました。
岸和田は、大坂と和歌山のちょうど中間地点にあり、一説には、
紀州藩の監視役的な立場を担った。とも言われています。
(足の裏についた飯粒。の話が有名ですね。)
関西空港方面を臨みます。
こうしてみると、5万石の城にしては立派な堀と石垣がうかがえます。
瓦は、岡部氏の左三つ巴です。
ちなみに岸和田はコシノ三姉妹の故郷です。(こちらは復元されたご実家)
コシノ… ジュンコ・ミチコ・ヒロコ でしたっけ???
最寄りの蛸地蔵駅には岸和田合戦のステンドグラスがあります。
各駅停車しかとまりません。
この後、泉大津へ…。
ゆるキャラ?? 羊のおずみんです。
泉大津市は羊毛加工品。特に毛布のシェアが全国90%あるそうです。
ま、なんで泉大津に立ち寄ったかというと。。
フリーアナウンサーの川田裕美さんの故郷だから(あと、移動の道すがら
ってのもあるけどね!)
川田さん、結構好きなんですよね。フリーでなかった頃は知らなかったけど、
気取らず、明朗なところが見ている方の気持ちを楽にする気がします。
市内にある、南北朝期にあった、眞鍋城跡。今は江戸時代にこちらを治めていた、
伯太(はかた)藩主渡辺氏の菩提寺となっています。
大津御堂という別名もあるそうです。
(江戸時代は陣屋だったので、すでに廃城となっています。)
江戸時代には水運を利用し、近隣で栽培された綿花を大坂に運んでいたそうです。
その名残の旧家でしょうか?