小倉城(続日本100名城第181番)
中津から特急で30分前後、小倉駅から徒歩20分くらいで到着します。
おおよそ15年ぶりくらいの登城です。
中津ー小倉間の特急はかなりの確率で混んでいます。自由席だと座れない可能性が
ありますので、注意してください。(私はギリギリ座れました。)
平城 豊臣期の毛利(森)勝信・勝永親子から関ヶ原後、細川忠興が改修し、
細川忠利の代で肥後熊本に移ったのち、小笠原氏(小倉藩15万石)として入封
以後幕末まで続きます。第二次長州征伐時にちょっと舞台になる城です。
小笠原氏は元々信濃源氏の名門で、甲斐武田氏等と抗争を繰り広げ、没落し…
でしたが、なんだかんだで巡り巡って…。
でも、大名として幕末まで生き永らえたのはすごいと思います。
今では、小笠原流礼法にその名を残しています。
今回は虎ノ門跡から入ります。
毎度おなじみのクランク(好物)が見られます。
虎ノ門跡の石垣
またまたクランクです。この先を曲がると…。
松ぼっくりが落ちていたので、その目線で見てみました。
お堀もあります。
天守閣に到着です。破風は後世のものですが、立派なので撮影。
と思ったら、松の木が少しジャマかな。。
天守閣は来年の3月いっぱいまで、工事中で入ることはできません。
大手門とその石垣、やはり壮大です。
100名城スタンプは、付設している小倉城庭園にありますので、そちらも訪問します。
小倉城庭園からの眺めです。遠くから見るのもまたいいものです。
清々しい心地がします。
紅葉が少し始まってきました。
お城の隣には八坂神社がありました。「豊前総鎮守」とあります。
立派な門構えです。
掲題の中に櫓のようなものがありましたが、もともと城郭だったのでしょうか?
後から調べてみると、北の丸の一角のようなので、そうだったのかもしれません。
神社側のお堀端から天守を望みます。
今回の家紋瓦は「三階菱(小笠原氏)」でした。
おまけで八坂神社の神紋「祇園守」もありました。
この後は、今回の旅で最後となる、福岡城へ向かいます。