和歌山城(日本100名城第62番)

思っていたより小さいな…。

これが見たままの素直な感想でした。

 

徳川御三家紀州徳川家(55万石)の割には小ぶりな天守です。

同じ御三家の尾張徳川家名古屋城。ご存知の通り「尾張名古屋は城で持つ」

と言われるぐらい、大きな天守であることは皆さんご存知だと思います。

 

それに比べてもかなり小さい。

三重・三階の大天守

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(本丸御殿跡から撮影)

 

天守の隣の小天守が連結式に建てられ、その天守群と2棟の櫓群が

渡櫓によって連ねられた「連立式」という構造です。

姫路城・松山城とならび、「日本三大連立式平山城」と呼ばれるそうです。

知らなかった。

(日本人は「3」って数が好きですね…。)

 

現在の和歌山城の遺構は本丸・二の丸・西の丸までの範囲で、

それより外側の三の丸は、和歌山県庁・和歌山市役所などの

オフィス街があり、私の泊まったホテルもその中にありました。

そう考えると、城郭の縄張りの範囲はかなり大きかったのかなぁ。

という感じです。

史跡内には無料の動物園もありますので、そちらも楽しめるかもしれません。

 

 

お城と言えば、忘れちゃいけないのが石垣!

築城時期によって、積み方が異なります。

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浅野氏期と思われる、打込みハギ。

 

 

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徳川氏期の切込みハギと武者返し。

 

 

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豊臣秀長期の野面積み。

 

様々なタイプの石垣が楽しめます。

 

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重要文化財「岡口門」遠景。

 

 

最後に、天守に至る道の途中で、面白いマンホールを見つけました。

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「人孔蓋」…。まんまですね。

でも、漢字で書いてあるのは初めて見ました。

タモリさんもおっしゃっている通り、「下を向いて歩こう」

意外な発見があるものです。

(この写真を撮っているところを、変な目で見られ続けましたが…。)

 

その他の和歌山観光については、別の投稿で!