3.11~あれから7年
3月11日。
東日本大震災の日
7年前のあの日は東京で仕事をしていました。
月曜日から、当時勤めていた会社の福島の工場に復旧支援に行きました。
建物は少しの被害でしたが、機械類は壊滅的な打撃を受けていました。
社員の中でも家の被害があった人、同僚を亡くした人。たくさんいました。
そんな中でも、「よく来てくれた」「助けに来てくれてありがとう」そんな声をかけられて、涙が止まらなかったことを覚えています。
私は2007年に妻を亡くしました。
そこから、「いつ死のうか。」「どうやって死のうか。」それしか考えていなかった。
でも、あの日から、「残った者は死んでいった者の思いを抱えて生きていかなければならないのだ。」そんな簡単なことに気づきました。
私も友人を亡くしました。
今は、妻や友人達の思いを心に刻みながら、前向きに生きています。
3月11日。
私のターニングポイントになった日。
一生、その思いを抱えながら、前へ進んでいきます。
それが、私のまわりのすべての御霊の願うこと。おこがましいかもしれないけど、そんな思いで生きています。
最後に、震災で亡くなったすべての御霊の安らかならんことを願っています。