「偽善」ということ

昨日の東日本大震災に関連して、寄付や支援の活動をしている芸能人の方が、

よく「偽善」だとか「売名行為」だとか非難されているのを見かけます。

「売名行為」はちょっと置いといて、じゃぁ、「偽善」ってなんだろう?

とふと思ってみました。

 

「偽善」って、読んで字のごとく、「人が為す善」のこと。

人間が「何かをしたい」と思うとき、必ず、動機が存在するはずです。

「助けてあげたい」「手伝ってあげたい」「何とかしてあげたい」

そういう動機が、人を動かす原動力。それがなければ、人は何も動かない。

 

行動することによって、その動機が満足される。

エゴかもしれないけど、別にそれでいいじゃないですか。

エゴイズムだと非難するだけで何もしない人よりは、

よっぽど素敵なことだと思います。

 

繰り返しになりますが、「偽善」なんて、しょせん「人が為す善」

心の中での動機づけや動機に対して満足させる見返りがない「善」は

神様や仏様にしかできはしないのだから。