本物の「絆」
この前、備中松山城を旅した時に、城下で「山田方谷先生家塾跡」を見つけました。
この山田方谷先生。幕末の頃の方ですが、若かりし河井継之助(つぎのすけ。と読みます。)が教えを乞いに越後長岡(今の新潟県長岡市)からわざわざ来て、数ヶ月寄宿したそうです。河井継之助と長岡の幕末期の行動に多大なる影響を及ぼした。とあります。
(このあたりは、司馬遼太郎「峠」に詳しいので、ぜひ。)
そんなご縁もあって、
今回の豪雨災害で甚大な被害を受けた、高梁市に、長岡市から役所、消防、民間からメンバーを結成した「官民ユニット」の派遣を決めた。とヤフーニュースに出ていました。
私の先祖は越後長岡藩出身です。
なんとなく誇らしく思えました。
本当の「絆」ってこういうことを指すのではないかなぁ。
最近、「絆」の大安売りじゃないか?
って思える言葉が氾濫していたので…。