ライブアプリ。

最近、流行っていますね。

ツイキャスとか、17アプリとか。

リアルタイムで発信者のことが分かるのは、

魅力的だとは思います。

 

ただ…。

 

そのコミュニケーションの質には明らかな差があると思います。

 

ツイッターやブログで発せられる言葉。

文章化されるもの。頭の中で考えた言葉を文字にして、推敲して、これでOK!となったら、送信!ってするもの。

ある意味、思考が形になったもの。

 

ライブで発する言葉は、その時々に思ったり、感じたりしたものを瞬間的に音声にして口から発するもの。

ある意味、反射と言ってもいいでしょう。

 

反射の言葉の怖いところは、普段の思考を通してでは、まず出てこないであろう言葉が、不意に口をついてしまうことが、往々にしてあること。

その人の思考をよく理解している人からしてみれば、「あれ、こんなこと言っちゃうの?」というギャップや理解不全の源になるリスクをはらんでいると思います。

 

そして、言葉は、バックボーンにその人の思考や哲学がない、他愛もないものだったとしても、その人が発したものである以上、その人の人格の一部を形成してしまうもの。

汚い言い方かもしれないけど、

吐いたツバは呑み込めないんです。

 

そのリスクをキチンと理解出来て、反射で発する言葉でも思考というフィルタを通すことが出来る人。

慎重になれる人には出来ると思います。

 

あるいは…。

そもそも思考から発する言葉が存在しない人。

には、いいのかもしれませんが…。