読後感 ~陰謀の日本中世史~

※ネタバレにならないようにあっさりと書いています。

 

まず、1冊読み終わりました。

「陰謀の日本中世史」(呉座勇一著)

 

前作の「応仁の乱」と比べると、一般的な日本史の知識があれば

スルスルと読むことができます。

山川の日本史の教科書で授業を受けたことがあれば大丈夫です。

 

日本中世史において、陰謀論がうずまく歴史的な事件を

陰謀を否定する立場から書かれています。

既に大河ドラマ等で採られている説(真田丸における秀次事件等)も

描かれています。

 

表現に学術論文的な記述は散見されますが、比較的容易に頭の中に入ってきます。

 

中世(平安末期から戦国・安土桃山時代くらいまで)に興味があれば、

ぜひ一読してみるといいでしょう。

 

f:id:hakonegasaki523:20180328130909j:plain